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第67回魔界〜紫の炎Burn・新しい魔界への道

2020年の魔界は2月13日からスタートしますが、そのためのリハーサルが先週から始まっています。





新木場1stRINGから中野ZERO小ホールに場所を移します。リングの360度形態から、平面の180度舞台への転換、キャパシティの大幅アップなど、2020年の魔界は挑戦の年です。





中野は魔界がプロレスの変形ではなく一般エンタテインメントへの転換へのステップと位置づけです。5月からは中野からさらにキャパシティが大きく、舞台も立体平面となるGrossoが待っています。この飛躍を成功に導くため、スタッフ、キャストも燃えています。





その仕掛けとして、今回から導入したのが「軍団抗争システム」です。


すでにツイッターでも各軍の徴兵活動が始まっていますが、観客の皆さんは「兵」として各軍に所属していただきます。(所属しない!じっくり観たいという方には中立ゾーンをご用意します)

そこで、軍の一員として、キャラクターたちとともに戦っていただくという試みです。




こんな感じで、徴兵活動が行われています。


新木場時代は、いわゆる「場外乱闘」で、キャラクターが客席で大暴れしたり、客席の中での演出シーンがあり、そこが魔界の特徴でもあったのですが、ホールでは派手な場外乱闘はできないので、逆に観客の皆さんも魔界のキャラクターとしてストーリーに組み込んでしまおうというものです。


「戦う?どうやって??」


という疑問になりますよね。


いろんな構想はあるのですが、2月はシンプルに行います。


ショーのクライマックスで、魔界と冥界の決戦があります。ご存知の方がほとんどだと思いますが、魔界の戦いは必ず音楽が丸々一曲、最強の音楽班によって演奏され、それをバックにヒトガタ(キャラクター)が戦うという形をとっています。


その戦いがヒトガタではなく、魔界側、冥界側どちらの勢力がより「盛り上がっているか」の勝負となります。なので、ヒトガタたちも客席におりて、全力で盛り上がります。コールや、足踏みなど、盛り上がり方は常識の範疇で、各軍の指揮官のヒトガタたちと兵のみなさんのコラボレーションで決まります。


そしてどちらの軍が勝ったかでストーリーが分岐するということになっています。


そのクライマックス戦以外にもヒトガタたちと兵のみなさんのコラボはあるのですが、勝敗分岐はクライマックス戦に委ねられます。


ということで、そうなるとやはり兵力差が結構物を言うことになりますが、現在の兵力差はこんな感じ。





今のところ魔界側が優勢ですね。とくに黒魔術軍の勢いが凄い。


とはいえまだ3週間ぐらいありますから、ここから勢力は変わるでしょう。


各軍の徴兵活動もここから激しくなるでしょう。


今までにない「キャラクター・軍とのつながり・一体感」を生み出すことで新しい魔界の世界を生み出せればいいなと演出家としては考えています。


ホールへの進出は、今までの魔界の延長・発展でありながら、まったく新しい世界への入り口でもあります。正直、不安もあります。


が。


挑戦できる1年になったことの喜びの方が大きいです。


みなさんにも新しい魔界の兵となってともに中野を魔界に染め上げていただきたい!!


今月から復帰する滝の方こと浦さん、黒魔術軍を引っ張るジュスタさまこと榊原さんをはじめ全員で新しい世界を構築しましょう。





魔界と冥界の戦いはそのまま、現世と魔界というエンタテインメントショーとの戦いでもあります。





ぜひお力をお貸しください!


参戦はこちらから!

 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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