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第63回魔界を終えて。

気づいてみれば、もう今年も残りわずか。


猛暑も過ぎて、一気に秋の気配。


そんな中で63回目の魔界が無事に終了いたしました。参戦していただいた魔界の民のみなさんに感謝です。




今回は、ハードスケジュールが続いた中でしたので、個人的には体力の限界の中挑んだ回となりました。


チームとしても今回は当日まで全員が揃うことなく、相変わらずの不安の中での回でした。

今回のテーマは「戦いと音楽」」「演劇とライブ」。




全編に渡り激しい戦いを展開し、ストーリー部分のバランスをやや抑えめにして、いつもより音楽を厚めに。




終演後、佐々木小次郎こと小林信一さんと話しをしたのですが、過去最高の歌モノ数(9曲)とそのうち7曲をツインギター体制で行ったことにより、より強いライブ感が生まれた実感がありました。




音楽班には負担をかけたのですが、ワタシにとっては理想に近いバランスになったといえます。


魔界は性質上、暗転と出ハケが多いのですが、ワタシ自身はあまりその形に納得いかず、ライブ感を損なう原因にもなったいたので、今回のスタイルは大きな収穫になりました。




そして「アクション」に関しては、いよいよ俳優とプロレスラー、ミュージシャンのハイブリッドができてきたのではないかと。


特に今回、誕生日でもあった豊臣秀頼こと瀧谷一樹は、高い身体能力と体を張った受け身で抜群の存在感をみせてくれました。




また、普段はミュージシャンながら、俳優枠として参戦している原田左之助こと紗良ちゃんも未経験とは思えないほどの堂々としたアクションで魅了してくれましたし、アイドル枠からのASHことみおりちゃんも想像以上のキレのあるアクションをみせてくれました。

魔界は才能の宝庫であることを改めて感じさせてくれました。





また、謎の男として登場した異風の男は、普段はアイドルグループプロデューサーのリッキーさんでした。そう、完全な素人さんです。その風貌に惚れ込んで、アイドルではなくプロデューサーをキャスティングしました。魔界に必要とあらばどんな経歴も関係なく登用する。それが魔界のスタイルです。




ストーリー的には、里見八犬士の親兵衞、真田十勇士の清海、そして、黒魔術軍の右近、山三郎が重大な危機に陥る結果に。





そして次回はこれらの登場人物を軸に魔界と冥界の駆け引きがポイントになります。

さらに新しい重要なキャラクターが・・。


次回は10月18日!!


第64回魔界~色欲Lust。


次回も絶対に見逃さないでください。




 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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