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朱里ちゃんと。

久しぶりに朱里ちゃんと会いました。


UFCの激戦を終えて、日本に戻ってきてすぐに魔界のリハーサルにも参加してくれたのですが、ワタシがちょうど北陸出張で会えず、昨日、事務所でアクションの打ち合わせにきた朱里ちゃんとゆっくり話ができました。


UFCの試合は惜敗でしたが、あの世界最高峰の戦いで判定までもつれこんだのは、類まれなる才能と、それを支える壮絶なトレーニングの賜物だと思います。


格闘技の分野は、われわれのマネジメントの範疇ではないので、これからのことはワタシが言及する立場ではありません。まずは、試合ダメージを癒やしてほしいところです。


とはいえ、7月の魔界にはすぐに復帰してもらうので、いろいろと話をしました。


彼女は、物事を突き詰めて考えるタイプなので、思考が揺れます。しかし、その揺れは突き詰めるゆえのものであり、その揺れが彼女にストイックで強いメンタルをつくりあげています。


今までは、その思考の大半を試合のために使ってきたのでしょう。


今度はその「揺れ」を魔界全体に向けてもらえたら最高です。


魔界にとって朱里ちゃんのストイックさと徹底した自己管理は、ジャンルに問わず、年齢に問わず、見習うべきものです。


舞台は試合とはまた違った意味で「揺れ」る場所です。


主観と客観を行き来しながら、自分の立ち位置、キャラクターの生きる道を模索していかねばなりません。


朱里ちゃんがUFCで培ってきた経験は必ず、魔界においても役立つものです。


7月の魔界でその一端をみなさんにお見せしたいと思います。


とにもかくにも。


朱里ちゃん。


おかえりなさい。




 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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