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志田光・鶴姫という圧倒的な主役。

本日は、鶴姫こと志田光くんの誕生日です。


本人にはSNS上で「おめでとう」メッセージを送っただけなのですが、せっかくなので魔界と志田光の5年間を少しだけ振り返ってみたいと思います。


志田くんは魔界の第1回目から出ていますから、ワタシとの関係は、こうして同じ所属になる前から、作者・演出家と主役という関係で変わらず続いています。


最初に会った時は、アイスリボンを辞めてフリーになるタイミングでした。


週プロさんのご紹介でした。


彼女が26歳の時です。今の魔界だと鬼道丸や、梵蛇眉あたりの年齢かな。





そう考えるとしっかりしてましたね(笑)


第一印象から独特の存在感がありました。


それは、人を威圧するような自己顕示欲ではなく、しなやかで揺るがない自信が滲み出るような不思議なオーラだったように記憶しています。


最初は、同時に女子で起用していた現WWEのASUKAこと華名さんとダブル主演のような立ち位置でしたが、あっという間に完全主役となりました。彼女と鶴姫はなんとなくの配役だったのですが、まるで強い磁石のように一体化したことは魔界というもので最初に感じた衝撃でした。






そんな


志田くんと鶴姫で5年間変わらないことがあります。


それは、「一切、配慮しないこと」です。


台本を書く時、他のキャラクターや配役は多かれ少なかれ、ワタシは、ある程度、意図的に出どころや配分を意識して書き上げます。それはストーリーに沿ってでなく、演じる人のモチベーションや全体でのバランスを考えて押し引きを考えるということです。


ところが、鶴姫に関しては、そういう意識を持ったことは一度もありません。ストーリーの結果として、いつも自然に筆が進むという感じ。


主役であるに関わらず、出番が少なかった回も60回の魔界では何度もあります。それはワタシにとって無意識の産物であり、一切そこに躊躇はありませんでした。


なぜなら。


鶴姫・志田光には強烈な主役の存在感があるからです。






ストーリーが要求すれば、1分間で一言も喋らずというシーンもワタシは平気で書けると思います。そして、その状況であっても鶴姫・志田光は主役であり続けるでしょう。


それは断言できます。


彼女は今年からアメリカに拠点を移します。


今までのように、リハーサルに参加できなくなります。


人によっては


「AEWの活動が軌道に乗れば、魔界には出なくなるだろう。」


という声もありますが。


ご心配なく。


彼女は魔界の主役ですから。





それはこれからも変わらない事実です。


そんでもって魔界も今のままではないからです。


主役と舞台は常に一緒に動くものなのです。


ま。


いずれにせよ、まもなく演出家と主役として迎える60回目の魔界。

最高の60回目となるよう全力でチャレンジしたいと思います。





あ。


最後に。


志田くんお誕生日おめでとう。


これからもよろしくお願いします。












 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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