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変革は痛みを伴う。

今年で3期目となった大手小売業さまの次世代リーダー研修がスタートしました。





この研修は、激動の時代の「変革リーダー」を育成するために行われます。


8ヶ月にわたって行われるため、いかに「本質」にたどり着ける思考を養う十分な時間があります。


初回は、「変革」の意味を徹底的に考えていただきました。


「変革」は「改革」ではありません。


「改革」が基盤の上に改善を加えることであるのに対して、「変革」は基盤そのものを破壊して、新しい基盤をつくりあげることを指します。


英語で言うところのScrap&Buildですね。


そして、「変革」(改革も)は綺麗事だけでは済まされません。


それは、「革」の一字に込められています。





「革」のもとの語源は「皮」。


動物から皮を剥ぎ、それを製品化すると「革」となります。


つまり、そこには「犠牲」や「血」が流れるのです。


ですから「変革」はその言葉の中にすでに「犠牲」や「流血」といった残酷な一面があります。


変革リーダーはその犠牲を厭わない、冷血さと残酷さと、それを払っても成し遂げる決意と決断力が必要です。


きれいごとだけでなく、そういう一面から目を逸らさない、そういう部分もしっかりお伝えし、共に考え、学んでいこうと思います。


今年も素晴らしい方々が選抜されて、高い意欲で参加していただきました。


全力で挑みたいと思います。




 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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