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山田くん。

魔界のアクションシーンはバッファローこと山田くんがプロデュースしています。


彼とは魔界の前身である「魔界少女拳」からの付き合い。当時、彼は大阪プロレスの副社長でした。


彼の一日はツイッターの自撮りからスタートします。





個人的におっさんの自撮りは自分も含めてどうしたものかと思うのですが、山田くんの自撮りだけは許せます。というか称賛。





素晴らしい。


魔界のアクションは音楽とシンクロすること、そして場合によっては10名を超える大人数になることが特徴です。また、普通の殺陣とは違ってプロレスラーが中心なので「当てる」「投げる」が基本となります。





そもそも音楽1曲全てをアクションとシンクロするなどほとんど例がありません。普通の舞台や映像でもせいぜい1分か2分が限界ではないでしょうか。


魔界では長い曲だと9分近くありますので「通常」とか「普通」の概念があればまず無理ということになってしまいます。


その点、山田くんには「経験」がありませんでしたから、最初からそれがデフォルトでした。


それが唯一無二の魔界のアクションを生み出しているのではないかと思います。もちろんまだ完成形ではないでしょう。



ワタシが山田くんを密かに尊敬しているのは、その粘り強さです。


きっと要領のいい方ではないと思いますが、粘りつよく経験を積み、粘り強く創造性を高める。


音楽など一切興味のなかった彼が、今ではオリジナルな数え方ではあるけれども小節数を数えられるようになりました。


新しいものに挑戦していくことに必要なものは「粘り強さ」だと教えてくれました。


その山田くんの結晶が毎朝のあの寝起き自撮りです。




もはや新しい自撮りの世界です。




今週の金曜日。


そんな魔界アクション監督の新しい挑戦が花開きます。


ぜひ見に来てください。

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 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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