自粛からの進化。今後の魔界について。

昨日。


魔界の新作としてオーディオドラマ(今後この表現で統一しようかと)の「魔界外伝〜Mother」を発表しました。


魔界公式Youtubeチャンネルにてアーカイブなしの完成視聴会を行い、その後、ホームページで販売という形をとりました。


現在、新型コロナ感染の影響で日本は全国的に緊急事態宣言が5月6日まで発令されており、エンタテインメントにおけるライブ活動はすべて停止となっています。


5月6日以降、この緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐにライブ活動の解禁とはいかないでしょう。ある程度の長期化が予想されます。


早くて8月、長引くと年内一杯という可能性、さらにそれより長引く・・・という可能性も頭に入れなければなりません。


世界中のエンタテインメントは苦境に立たされることになります。


ただ、その状況であっても、いやその状況下だからこそやれることを模索する必要があります。


いわゆるライブの公演というものは、解禁になって速やかに復活できるように準備を整えるとして、この期間を通じて新しいチャレンジと、個々の能力アップにつながることをやっていきたいなと。そう考えました。


それが、今回のオーディオドラマです。


これが正解かどうかはわかりませんが、創造をするという我々の本質をこの状況下で発揮できるものではないかと思っています。


いわゆる個人のトーク型のネット配信は、これからテレビタレントの参入や、この事態の長期化で一気に飽和状態になることや、配信疲れが起こり、配信する方も見る方も疲れるのではないかと推察しています。


オーディオドラマは、創造する、作品をつくるという意味では本道であり、利点としては、遠隔地のメンバーとデータのやりとりで作品を構築できるという点、オーディオという世界は、あえて映像がないことにより、映像でおこる予算の格差というものを劇的に縮められることができること。その利点を活かせば、本来、映像やライブ公演ではできない壮大な世界観の構築ができることがあげられます。


また声の表現を磨くことは、ライブ公演が可能になった際、大きなアドバンテージになるでしょう。自粛ではなく進化という想いはここにあります。


魔界には強力な音楽班もいます。


音の世界は、魔界にとって新しくさらに今までの延長線上にあるのではないかと。


もちろん、限られたリソースでやらなければならず(ワタシの自宅をスタジオ化するレベル)メンバーがアフレコで顔を合わせることも極力ないようにせねばならないという制約はありますが、その中だからこそ、おのおのが自分の創造性を磨くことができるのではないかと確信しています。


コロナの影響は、われわれの生活の基盤を脅かし、経済的にも苦境を与えていますが、「創造力」というものは奪われてはならない。いや。創造力を生み出す創造をするのだと。


人間というものは「制約」の中で新しい革新をしていくものです。


革新とは、本来、「皮を剥ぐ」という意味であり、新しいものを生み出すのには「痛み」がつきまとうという意味です。


オーディオドラマがその解であるかどうかはわかりませんが、それでも痛みを恐れず挑戦することが魔界が魔界である所以だと確信しています。


ライブ公演できないことが、活動休止ではなく、進化の過程になるように。


そして、この状況を打破すべく戦っている方々に敬意をもって、我々は慎重に確実に歩みを進めたいと思います。


最後に魔界の兵(ファン)の皆さんにおかれましては、体調にくれぐれもお気をつけてくださいませ。


皆さんとまた同じ空間で魔界を創造する日を楽しみに、と同時に新しい魔界の挑戦を共に創造できればと思います。


今後ともよろしくお願いします。


ゆうしゃ。








 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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