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第65回魔界〜悲嘆と、真田疾風録がはじまる。

今年も残すところあと2回。


11月は本編である第65回魔界〜悲嘆GriefとTHEMAKAIの2ndアルバムの発売に合わせた魔界の別版、真田疾風録の2本があります。


かつてiZANAGIという別ブランドをやったことはありますが、iZANAGIはどちらかというとプロレスの色合いが強いものだったので、あまりリハーサルが必要なかったのですが、今回はがっちり魔界の本編2本。かなりの負担ともいえます。


一昨日はその2つのリハーサルがスタートしました。


真田疾風録と魔界の2つを立て続けに4時間。


真田疾風録はフルバンド構成で、リングなしという新しいスタイル。そして劇場も今までと違うので、初回からそのことを頭に入れながらのリハーサルとなりました。




芝居パートも多く、舞台の同じ空間にフルバンドがあるという状態をイメージしながらのリハーサルは肉体よりも脳味噌が疲労困憊になる感じ。




ただ一度、通せたことで、アクション制作チームもワタシもかなり方向性が掴めました。新しい魔界の姿を皆さんにお見せできるのではないかと思います。


疾風録のリハーサルのあと、そのまま魔界本編のリハーサルに。




疾風録が新しい仕組みに意識を向けなければならないのに対して、本編はストーリーの展開に意識を向けました。




初回のリハーサルはワタシの中では非常に重要な位置にあります。


リハーサルの時間が限られている魔界では、初回で台本上の修正は行ってしまわなければいけないからです。


ワタシは脚本家としては絶対にスケジュールを守ることを信条としています。よく筆が遅いことを才能のように言い訳している脚本家がいますが、一部の「天才」をのぞいて、それは怠慢にすぎません。出演者がしっかり準備する時間を与えてこそ作品の質はあがるわけです。


時間が守れないのは単純のプロとして失格です。


脚本家としてスケジュールを守る以上、演者にも当然それを求めます。


魔界は忙しいメンバーが多いので、リハーサルの参加が限られるメンバーもいるのですが、それならばそれなりの結果を一発で示すべきだとワタシは思っています。


もちろん魔界のメンバーはそれができるメンバーだと信じていますし、そうでない人が淘汰されていきます。


ただその水準はもっとあげるべき。


来年の向けて、魔界のレベルを上げる時期です。


その意味で、今のキャラクターが突然消えたりすることもあるでしょう。


まだまだ。

まだまだ。


ワタシ自身も含めてレベルを上げていかなきゃ。


ということで。


11月は第65回魔界〜悲嘆Grief。




真田疾風録。





絶対観に来てください。


お待ちしています。

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 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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