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実践的思考でなければ学びはない。

昨日は今年から深く関わらさせていただいている金融IT企業さまの役員研修でした。


この研修はワークショップ形式で3回の6コマの連続シリーズになっています。


毎回、ゲスト講師をお迎えして行うのですが、今回は、ゲスト講師の方も交えた議論をメインにした回になりました。


午前中は元インテル社長補佐官の方小谷奉美さんをゲストにインテルを通して「組織風土」について考えました。





単純にインテルの組織風土を学ぶだけではなく、そこから日本と欧米企業の差や、風土定着までの道のりなど、非常に深いセッションになりました。


そして、午後は元スクウェア・エニックス副社長本多圭司さんをゲスト講師に向かい、組織の目標設定についての議論を行いました。



本多さんはワタシが師と仰ぐ方で、通常はこういう講師的なお仕事はお受けにならないのですが、無理をお願いして今回、ご登壇いただきました。





ですので、セッションが「研修的」なものではなく「実践的」な会議の場でした。





その中で本多さんがおしゃった


「組織論に普遍的なものはなく、それぞれの最適解しかない」

「新規事業は既存事業の延長線に置くな」

「おのれがどうしたいかではなく、皆がどう動きやすいか」

「徹底的に話し合い、最後はリーダーが決断する」

「話し合うことにはコストをかける」


これらのことはあたりまえのようで、そこに横たわる「決意」や「実行力」が伴わないとなにひとつ身につかない重要な気づきの連続でした。


そして午前中の小谷さんのおしゃったインテルのお話とも共通項が多く、視点が変わっても得れる核心をより深く実感できる学びの場となりました。


日テレアカデミアでは、こういったより本当の「実践」につながる場を創造していきたいと強く感じた次第です。


最後に受講いただいた皆さん、本多さん、小谷さん、濃密な時間をありがとうございました!!

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 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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