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考えるのは進むため。

人は「悩む」と思考がループします。


同じことをグルグルと考えてしまう。


誰にでも経験のあることでしょう。


もちろんワタシにもあります。


そんなとき、冷静に考えてみるとあることに気づきます。


それは、結局のところ、「なにも決断したくない」ということなのです。


決断するのが怖いという潜在意識が「決断させない」ために同じことをグルグルと回るように仕向けているのです。


つまり思考の中から「決断するための要素」を追い出してしまうのです。


当然、材料がないので決断できませんよね。


したがってグルグル回るのです。


そのことが理解できると、悩みは実は悩みではありません。


それは自分の意思で、決断を先延ばしにする儀式のようなものです。


そこから逃れるには「決断」することです。


もちろん、すべてが解決するような決断ができれば良いですが、なかなかそうはいきませんし、それができるならそもそも悩みません。


なので、とりあえず「状況を変える」ことを考えましょう。


それは良くも悪くもです。


短期的にみて悪くなったとしても状況の変化は、新たな「要素」を生み出します。


新たな「要素」を糧にさらに状況を変える。


これを繰り返せば、最初の状況と大きな変化が生まれ、おのずから危機を脱することができるのです。


考えるのは状況を前に進ませるためだけに使う。


そう。


この考え。


まさに


OODAなんですね。




 Akihito manabe profiel: 

 

研修講師、演出家、脚本家、小説家、作詞家

1968年生まれ

大学卒業後、大日本印刷、吉本興業を経て独立。

「演出」にフォーカスしたコミュニケーションプログラム「アクトレーニング」を開発。教育機関、企業などで幅広く講師活動を行う。

​一方、独特の感性でエンタテイメントビジネスでもハイブリッドエンタテインメント「魔界」の総合プロデュースなどを行う。

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