考えるのは進むため。

人は「悩む」と思考がループします。

同じことをグルグルと考えてしまう。

誰にでも経験のあることでしょう。

もちろんワタシにもあります。

そんなとき、冷静に考えてみるとあることに気づきます。

それは、結局のところ、「なにも決断したくない」ということなのです。

決断するのが怖いという潜在意識が「決断させない」ために同じことをグルグルと回るように仕向けているのです。

つまり思考の中から「決断するための要素」を追い出してしまうのです。

当然、材料がないので決断できませんよね。

したがってグルグル回るのです。

そのことが理解できると、悩みは実は悩みではありません。

それは自分の意思で、決断を先延ばしにする儀式のようなものです。

そこから逃れるには「決断」することです。

もちろん、すべてが解決するような決断ができれば良いですが、なかなかそうはいきませんし、それができるならそもそも悩みません。

なので、とりあえず「状況を変える」ことを考えましょう。

それは良くも悪くもです。

短期的にみて悪くなったとしても状況の変化は、新たな「要素」を生み出します。

新たな「要素」を糧にさらに状況を変える。

これを繰り返せば、最初の状況と大きな変化が生まれ、おのずから危機を脱することができるのです。

考えるのは状況を前に進ませるためだけに使う。

そう。

この考え。

まさに

OODAなんですね。

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